2020年8月22日土曜日

「月刊絵手紙」8月号の感想から

 ☆私に届いた絵手紙に添えられていた感想から一部を紹介します。

▽「言葉のいろは」のオノマトペが参考になりました。「シュワーシュワーひとやすみ。グレープソーダをグラスに入れたら音と出会いました/たった数十秒の線香花火の命の散り行く様を、数々の言葉で描写。表現力と観察力と感性の豊かさ。私が、そこで一緒に観ている気持ちにさえなりました。

「キリッと発信」がよかった。「できないことが増えても、できることを増やせばいい」。むずかしいことですけど、心に響きました。/いい加減でベストを尽くそう。「いい加減」って言葉よいですね。毎号、友人の名前を月刊誌でみつけると、自分も頑張らねばと思います。

ひろば」の「自分への金メダル」は全くありませんが、絵手紙のお陰で、日々発見したい気持ちと感謝の気持ちはいつもあります。/「自分への金メダル」が面白かった。地道にそれぞれに頑張っている方々に、私も金メダルをあげたいです。

「土門拳の左手の絵と書」。リハビリのためとは思えないものもあり。おどろきました。絵は写真家ですので、色の使い方が違う。書は力強く感じて好きです。/「土門拳の左手の絵と書」に共鳴。私も絵を描くときに魅力を感じる対象をじっと見て、どうすれば表現できるかを思考します。/土門拳さんの左手で描いた絵に力強さを感じ、絵が喜んでいるような、才能のすごさを感じました。実物よりも実物の写真を撮り続けたスナイパーが左手でかいた絵に、長い間、息を止めてシャッターを切った後のゆるんだ呼吸のおだやかな軽さが人をほっとさせる。緊張した写真の土門拳しか見てこなかったので、別の一面をはじめて知り、大きな発見でした。

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