2024年3月31日日曜日

◎「スラージュと森田子龍」展

☆兵庫県立美術館で「スラージュと森田子龍」と題する展覧会が519日まで開催中です。

☆書家の森田子龍(1912-1998:兵家県出身)が編集していた書道の専門誌『墨美』(1951年6月創刊)は、1950年代の欧米の抽象画を次々と紹介していきます。「戦後まもない時期、海外の抽象画と日本の前衛書は、国境をこえて、同時代性を示していた」と言います。  


☆フランスの画家であるピエール・スラージュ(1912-2022:アヴェロン県出身)との関係も『墨美』をきっかけに始まりました。本展は20年をこえる二人の友好交流を記念して開催すると同時に、二人の作品を通して芸術家の出会いを考える展覧会です。時を超えて今、会場に響き合う二人の作品は新鮮です。(パンフレット参照)










2024年3月23日土曜日

◎絵手紙ビー玉アートにチャレンジ

3月の地元の教室は、絵手紙ビー玉アートにチャレンジにしてみました。


☆そえた言葉は、「月刊絵手紙」3月号に特集の「心に残っている言葉」を中心に、書き添えてもらいました。


☆初めてでしたので、ビー玉がなかなか上手く転がりませんでしたが、自宅で再チャレンジの絵手紙は面白いものが届きました。くり返しが大切ですね。 





2024年3月16日土曜日

◎生誕300年 池大雅 展

☆18世紀の京都が生んだ天才画家・池大雅(1723-76)の生誕300年記念の展覧会が、「陽光の山水」と題して東京の出光美術館で324日まで開催中です。

☆伊藤若冲や円山応挙など、日本美術を変化薬個性的な画家たちが競い合う京都で、彼らの人気を上回るひとりの風変わりな画家が、池大雅。幼い頃から神童としてその名を知られ、中国から紹介された文人画をもとに、抜群の色彩感覚と遊び心で山水画を描きだし、庶民から大名まで広く支持されました。


☆中国文化に深い憧れを抱き、遠い中国の名勝に思いをはせた大雅は、見たことのない、中国をモデルに、吉野の桜、白山・立山・富士山など日本の各地の名勝をめぐり、ダイナミックな「陽光の山水」の大雅芸術を生み出しました。本展は、池大雅のやさしく喜びにあふれた筆づかいと心潤うひとときが堪能できる展覧会。

よかったですよ。(パンフレット参照)










2024年3月9日土曜日

◎「月刊絵手紙」3月号「いつまでも心に残っている言葉」好評発売中!



▽新刊本のご案内

基礎からわかる『絵手紙の本』


▽ことばの旅

 花がふってくると思う 八木重吉


▽能登半島地震に寄せて

 「日常が戻ることを願って」



▽特集 いつまでも心に残っている言葉 


▽リレーエッセイ「木もれ日」

 朝のルーティーン 原 富美代(埼玉県) 

  

▽連載 自分の道を歩く ――相田みつを言葉 

 父の「ろう染め」  相田一人


▽柳 宗悦の眼に学ぶ(120) 白土慎太郎

 純粋な茶碗に送った言葉


▽手紙のヒント あの人に学ぶ親愛の伝え方

 19世紀の恋する男――繊細で流麗で清冽なアイ・ラブ・ユーを届ける

 手紙文化研究家 中川 越 


▽登坂和雄の一語一絵(92)

 「光」 ハートクリニック


▽誌上レッスン 絵手紙教室

 ◎小池邦夫の絵手紙教室

  励ましの言葉「今は漕ぎ出でな」

 ◎兼岩幸恵の小さくても一歩

 「自分を生かし 他人を生かす」

 阿部祥子のどんどん動いて どんどんかいて どんどん学ぼう 

  「感じる心で――瓦当編」


▽読者投稿 ひろば

 テーマ「私の好きな小池邦夫の言葉」

 

▽古拙微笑 (瓦当の拓本)

 語りかけてくる古代の線と自由に対話してみませんか


▽essay アーサービナード

 マイナンバー制度パワーアップ提案


▽山田喜代春の詩画世界

 悔いのない人生なんかおもろないわ


▽脳活クイズ(バックナンバーのご案内)

 結城俊哉


▽オンライン講座のご案内

 中井桂子に学ぶ 0からはじめる

 絵手紙風景スケッチ


▽春の講座募集中

 聖家族 岡本太郎・一平・かの子 ほか


▽あなたの街の絵手紙情報(展覧会・体験)


◎日本絵手紙協会ホームページ内に「教室検索」ページを開設しました!



*ご注文は日本絵手紙協会


2024年3月2日土曜日

◎大倉集古館の「春」 展

☆新春から春にかけては出かけたい展覧会が目白押し。「新春を寿ぎ、春を待つ」――東京・大倉集古館の「春」 展が開催中です。

☆やっと出かけることができた展覧会です。ホテルオークラにある大倉集古館の「春」展は、ご存知の、横山大観「夜桜」、小林古径「木菟図」 など、春を祝した花鳥風月をテーマとした展示が楽しめます。


☆同じ作品をくり返し観ると、新しい発見が。この大倉集古館からは、泉屋博古館やサントリー美術館も近いので、この3館めぐりで「美の一日めぐり」を楽しめます。(同展は324日まで)





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