2021年3月27日土曜日

☆「月刊絵手紙」3月号の感想から


 ☆3月号は表紙が春らしくて良かったと思います。新しい風。写真家の岩波氏の特集は新鮮でした。/東日本大震災で被災し、絵手紙教室を見事に復活された方々の文章を読んで感動しました。これから歳を重ねていく私たちにも通じるものでした。/決してネガティブにならずポジティブな心を届けてくれることを感じました。そして温かい気持ちになります。私も入院したり、視力も悪くなってきていますが、頑張っていこうと思います。

☆あの津波から10年。被災地の人々のたくましさ、優しさ、明るさに頭がさがります。今、旅行の楽しさより、どこで何があるか不安で旅行に行けません。近場の日帰りが続きます。/岩波さんの写真も魂にひびくような感動を覚えました。まるで美術館にいるような、人々の話し声が聞こえてくるようです。被災地の絵手紙人の声も涙、涙で読ませていただきました。絵手紙の底力を実感しました。


☆連載中の内藤美穂さん「言葉のいろは」が今月で終わるのが残念です。言葉と絵手紙のつながりは心情(こころ)が通いあうものであり、改めて言葉の大切さを教えていただきました。あたたかみのある絵とユーモアのある「今月の句」も楽しかったです。「言葉を大事に絵手紙をかこう」のコメントを読んで気持ちの中に幅ができました。行き詰まり感に悩む私に参考になりました。ひらめきを大事にし、産みの苦しみも楽しみながらテーマに挑戦していきたい。


2021年3月20日土曜日

☆筆魂 線の引力・色の魔力

 




☆すみだ北斎美術館で開催中の、筆魂(The Soul of the Brush)~又兵衛から北斎・国芳まで~と題した展覧会に出かけてきた。地元の町内会の掲示板のポスターを見て知った展覧会だ。「絵師の魂、筆に宿る。」というコピーもいい。


☆版画でなく今回の展示は肉筆。ということは1点もの。浮世絵といえば版画という連想だけれど、肉筆画のほうが発生は古いそうだ。浮世絵の先駆者・岩佐又平衛をはじめ、浮世絵の始祖・菱田師宣、喜多川歌麿、東洲斎写楽、歌川国芳、そして葛飾北斎など60人の浮世絵師の肉筆125点を展観。見応えたっぷり。


☆しかも新発見・初公開の肉筆画もかなり多く、300年におよぶ浮世絵の歴史が、線の引力・色の魔力となって体感でき、東京のコロナ禍の中、事前予約なしも嬉しい。北斎の「登竜門」の龍の墨の肉筆が忘れられない。4月4日まで。

2021年3月12日金曜日

「月刊絵手紙」3月号発売中!


▽東北の祭りと人々

 写真家・岩波友紀のまなざし


▽10年後の被災地よりメッセージ


◎今だからこそ、伝えられること

 木村きみ枝さん/山内景子さん/阿倍敏子さん/

 石井黎子さん/阿部悦子さん/宇部はつさん/

 前田利子さん/加藤あち子さん/照井満喜子さん/

 飯塚尚子さん/小野寺百合子さん/山上奈央さん



▽読者投稿ひろば

 〈テーマ〉失敗しちゃった!


▽絵手紙教室

 小池邦夫の絵手紙教室

 「絵手紙の大事なこころ」

〈連載〉実践レッスン

  ”言葉”を大事に、絵手紙をかこう

 〈藤原英子のキリッと発信〉(最終回)

  選んできた道の先が「今の私」

 〈内藤美穂の絵手紙歳時記 言葉のいろは〉(最終回)

  言葉と人となり


▽木もれ日

   「絵手紙は良薬」東雅子


▽書道博物館を歩いてみよう 中村信宏


▽からだづくり体操 結城俊哉


▽山田喜代春の詩画世界

▽essay アーサービナード


*ご注文は日本絵手紙協会



 

2021年3月5日金曜日

☆コロナ禍でも元気に絵手紙合同展開催中

☆墨田区で活動中の絵手紙・萩の会と元気モリモリ会の合同展が、すみだ生涯学習センター(ユートリヤ)で開催中です。

☆同センターA棟1階では、手作りのお雛様の土鈴や、今年の干支の丑の土鈴とそれをかいた扇面絵手紙を展示。B棟3階交流ラウンジの壁面では、「月刊絵手紙」などで学んでいる日頃の教室活動や、絵手紙を楽しんでいる様子を展示しています。同展は3月27日まで。











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