2021年4月24日土曜日

☆「心のふるさと良寛Ⅱ」の展覧会がスタート

 ☆東京の永青文庫で、4月24日(土)から「心のふるさと良寛」展がはじまりました。この展示は、2018年に開催された「心のふるさと良寛」の第2弾。会期は、前期が4月24日(土)~5月30日(日)、後期が6月2日(翠)~7月4日(日)まで。ただし、新型コロナウイルス感染拡大予防による緊急事態宣言など関係で開館していない場合がありますので、事前に永青文庫にご確認ください。(http://http://www.eiseibunko.com)

☆良寛(1758~1831)は、江戸時代後期の詩歌・書に優れた托鉢僧。「良寛さん」と呼ばれて親しまれているのはご存知のとおりです。越後は出雲崎の名主橘屋の長男として生まれましたが、18歳で出家。修行の後に諸国を行脚して帰郷。国上山の中腹にある五合庵や乙子神社の草庵に住庵。生涯寺を持たず、名利にとらわれぬ生活を送り、清貧の中で生きながら、子どもたちと戯れ、友と語り、和歌や漢詩を詠み、書に興じた人でした。


☆今回の展示は、日本有数の良寛コレクター秘蔵の遺墨を中心に、新たにそのコレクションに加えられた良寛さんの魅力あふれる書を展示紹介します。なお、日本絵手紙協会では、この展示の後援でもある全国良寛会会長の小島正芳先生による、オンライン講座「良寛の絵と書」を募集中! 詳細は「月刊絵手紙」5月号に同封のチラシをごらんください。こちらもお楽しみに。 *「月刊絵手紙」のご注文は日本絵手紙協会









2021年4月16日金曜日

「月刊絵手紙」4月号の感想から


☆何よりも今まで見逃していた谷内六郎の絵と言葉に、遅ればせながら出会えた喜びは大きい。/「水切り」、川の流れのような遊びでもあったのは石という自分の分身を投げて無意識に川にさよならを言っていたようにも思います。時間の経過だけでなく、自然からの教えまで奥が深い。/「表紙の言葉」が他の雑誌の表紙の言葉と違い、絵の説明と自分の体験を本当に楽しんでかかれていて、これぞ、絵手紙の神髄だと見せつけられた気がしました。/谷内広美さんのお父さんの思い出のお話に胸が熱くなりました。どれほど家族を愛していたか、周りの方々に感謝されていたかがよくわかりました。谷内六郎さんの絵にはこどもがたくさん描かれていますが、その中に広美さんと弟さんがいるのですね。「きょうだい仲よく」は、すべてにつながると私も思いました。/「週刊新潮」の表紙を集めていたことがありました。表紙の言葉を改めて読むと、そのころの情景がはっきり浮かび、懐かしく、ほっこり優しい気持ちになります。


☆「絵のまわり道 墨の摩訶不思議」がよかった。墨の濃淡の美しさ、それがなかなか難しい。猫好きとしてはあんな猫を描いてみたい。/墨の魔力にも挑戦したい。墨の濃淡で色々なものを描きたい。/教室でも新しい人は理解しにくい墨。墨の魅力を参考に眼で見て感じ取ることができ、来月も楽しみです。

☆「柔軟こそ絵手紙の魅力」。今を描きたくて、伝えたくて、私はピグマペンを無心に走らせます。私も筆墨でかいた絵手紙が一番と思っていたひとりです。今月の月刊誌は少し心を開放してくれました。/「柔」は、同感です。/「柔」に共感です。「美術館では墨は使えません」とのことでしたので、色鉛筆とクレヨン、筆ペン、マジックの黒など自由に使いました。参加者は7歳から77歳まででしたが、結果、個性的な仕上がりになり、ホッとしました。


☆新連載に学び所がいっぱい!手紙はがき派の私は相手の心の内にそうべく言葉を探して伝えたい。伝わったとわかったとき、何ともいえぬ充実感がある。「脳トレ」も気負わずに楽しく遊べた。/「手紙のヒント」。なるほどとヘタでも相手を描くはいいと思いました。それだけでこちらの相手に対する気持ちが伝わってくれる。挑戦したい!/正直私は絵手紙の基本といわれることのなかで納得できない事もあり、なんとなくごまかしていたように思います。藤原英子先生の「基本を自分の体験で納得して話せるかという言葉にドッキッとしました。お陰で基本の一つ一つをもう一度振り返り、頭の中で整理できたと思います。/絵手紙教室の小池先生の絵手紙で穏やかな気持ちになれました。







2021年4月10日土曜日

夫婦で絵手紙、ステキな人生


 ☆ご夫妻で絵手紙を楽しんでいる方も多いようだ。和歌山県岩出市の島本忠生さん、佳代子さんご夫妻も絵手紙を楽しみながら活躍している。今年1月の奥さまの佳代子さんにつづいて、2月にはご主人の忠生さんも「絵手紙のすすめ」と題してWBS和歌山放送に出演。絵手紙の素晴らしさを伝えてくださった。

 

☆忠生さんは元郵便局長さん。すでに絵手紙を始めていた奥さまに「あなたも始めてみたら」と定年後にすすめられたのがきっかけ。学生時代には美術も避けて通ってきたというくらい絵は得意ではなかったそうだが、「かいてみれば楽しいですね」と、奥さんが先生の「住み込みの内弟子」に。

 

☆そんな島本さんだが、いまでは日本絵手紙協会公認講師も取得し教室も持つまでになった。「私は商売には向かない。でも人のために尽くしたい」と、行政相談委員としても地域に貢献されているほか、和歌山電鉄の貴志川線の存続運動では「絵手紙列車」も運行さる立役者として活躍。アナウンサーの夢は?の問いかけに、「こうして健康でいられることが夢ですね」と結んだ。

2021年4月3日土曜日

「月刊絵手紙」4月号 好評発売中!


▽特集

 谷内六郎の絵とことば

 生誕100年記念 身近な幸せを伝えたくて

 『週刊新潮』の表紙絵より

     ~創刊号から26年、

    毎号描いた画家~


 父 谷内六郎のこと~

   お話  長女の広美さん


▽新連載 

◎手紙のヒント 文豪に学ぶ親愛の伝え方~夏目漱石

 手紙文化研究家 中川 越



◎米山の書 三輪田米山生誕200年に寄せて

 愛媛県美術館専門学芸員 長井 健


◎絵手紙のチカラ 

 脳いきいき! 絵手紙キラリ!

 脳活クイズ 言語系/記憶系・計算系・創造系・論理的思考系から出題

 医療福祉学博士・専門理学療法士 結城俊哉

     

▽読者投稿ひろば

 〈テーマ〉好きな色


▽絵手紙教室 初心から学ぶ「ヘタでいい ヘタがいい」

 小池邦夫の絵手紙教室

  米山との出会い


〈新連載〉

 〈藤原英子のキリッと発信〉(アタック編)①

  自分の言葉で「絵手紙」を語れますか?


 〈内藤美穂の絵手紙歳時記〉絵のまわり道 ①

  墨の摩訶不思議


▽木もれ日

   「アロハの心」久保田陽子


▽書道博物館を歩いてみよう 

 台東区立書道博物館研究員 中村信宏


▽山田喜代春の詩画世界

▽essay アーサービナード


▽おうちで絵手紙を学んでみませんか?

 (通信講座のススメ ご案内)


*ご注文は日本絵手紙協会




 

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