2023年2月25日土曜日

◎二つの「清水比庵 生誕140年記念展」が開催

☆現在、「生誕140年 歌書画の人  清水比庵展」が、小杉放菴記念日光美術館で開かれています。4月9日まで。生前には「今、良寛」とも呼ばれ、一世を風靡した芸術家です。

☆清水比庵(1883-1976)は、岡山県高梁市に生まれ。古河電工に勤務後、1930(昭和5)年から日光町長として、現在につながる日光の観光行政の基礎を築き上げた人物としても知られています。


☆一方、日光で歌誌『二荒』を主宰し、のちには宮中歌会始の儀の召人にもなっているほか、日本画家川合玉堂との交流を通して書画にも非凡な才能を発揮。その書画は、歌と書と画が一体となった「三芸」と言われ、晩年に至るに従ってより豊かな芸術となっていきます。


☆もう一カ所、この生誕140年を記念し、「比庵あけくれ」と題した展覧会か横浜市青葉区の「墨の美術館」で開催中です。こちらは3月3日のひな祭りから3月26日の会期で、金・土・日のみ開館です。チラシ参照。








2023年2月18日土曜日

◎地元の「絵手紙教室」から

☆昨年の暮れに紹介できなかった時計をテーマにした絵手紙です。身近なものだけに、その人なりの絵手紙が届きました。

☆添えられた「ことば」から、時計と共に暮らす、それぞれの思いの一コマがみえてきます。






     


2023年2月11日土曜日

◎舞台「画狂人北斎 2023」を観た!

☆「100歳過ぎても足りねえと豪語する狂人の人生」――葛飾北斎は墨田区所縁の芸術家。その北斎の晩年の生き様を描いた「舞台 画狂人北斎」のプレビュー公演を地元の曳舟文化センターで観ました。演出は宮本亜門さん。演出と役者たちの演技に引き込まれた2時間。舞台劇はほとんど観たことがないのですが、素晴らしいものでした。 


☆ご存知のとおり世界で最も有名な日本人といわれているのが葛飾北斎です。現状に甘えず30回も画号をかえ、しかも93回もの引っ越しをし、生涯3万点ものさまざまなジャンルの絵を描き残した画狂人 北斎。その北斎の70歳代を演じたのは名優西岡德馬さん。それに娘のお栄には雛形あきこさんら若手の才能を集めた舞台劇です。


☆今回のプレビュー公演を皮切りに、全国をめぐる舞台となります。東京凱旋公演は、3月22日~26日に新宿の紀伊國屋ホールで。「生きろ、生きろ!」「過去はどうでもいい、今を生きるんだよ!」――元気をもらえる舞台劇です。







  

2023年2月4日土曜日

◎「月刊絵手紙」2月号 特集「心で描く画家 横山大観」好評発売中!



 あの人に、手紙をかこう! 


▽ことばの旅 詩

 「静かさの中で」 大野百合子


▽特集 心で描く画家

    横山大観

――「絵は何処(どこ)までも心で描かねばならぬという一事を忘れてはならぬ。心によりて筆生ずだ。」

 ⇒早速、横山大観記念館に出かけた方から絵手紙が届きました

「身近に感じられる巨匠でした」


▽リレーエッセイ 木もれ日 

 「水戸で待ってるよ!」 花岡一子(茨城県)


▽連載 自分の道を歩く ――相田みつを言葉 

 人生の主役/相田一人

 ⇒展覧会情報「人生の的」相田みつを美術館 開催中~5月28日まで


▽柳 宗悦の眼に学ぶ(107) 白土慎太郎

 永く共に暮らす〈石製の鍋〉


▽手紙のヒント 文豪に学ぶ親愛の伝え方

 森鴎外――押し花を添えて季節を届ける

 手紙文化研究家 中川 越 


▽登坂和雄の一語一絵(81)

 「自」 習慣を一つ加える


▽読者投稿ひろば はがきにのって みんな集まれ

 テーマ:「冬の楽しみ」


▽誌上レッスン 絵手紙教室

 ◎小池邦夫の絵手紙教室

  「まるごと小池邦夫!」

 ⇒『まるごと絵手紙 まるごと小池邦夫 in JOBU』(澁谷朋子編著 郵研社刊)発売中!

  


 ◎兼岩幸恵の小さくても一歩

  「いい字とは」

 ◎テーマチャレンジ:「冬の楽しみ」

  小田厚子講師


▽古拙微笑 

 古拙には力とほほえみが内在している

 

▽essay アーサービナード

 不耕起中の幸い 


▽山田喜代春の詩画世界

 悔いのない人生なんかおもろないわ


▽絵手紙のチカラ 脳活クイズ

 結城俊哉


4年ぶりの開催!絵手紙友の会全国大会 in 水戸

 茨城・水戸で会いましょう!!


▽今月の募集講座 人と出会おう、自分と出会おう!

 ◎春から新しい学びをスタートしませんか?

 ◎受講生大募集!教室でも家でも好きな場所で学べます


*ご注文は日本絵手紙協会


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