2021年8月28日土曜日

☆10年に一度の「日本国際切手展2021」へ

 ☆「郵便150年 新たな可能性へ。」を開催テーマに、神奈川県横浜市の「パシフィコ横浜」で「日本国際切手展2021」が8月25日から30日まで開催中です。この国際切手展は、イギリスにおいて、郵趣(フィラテリー)を世界的に普及・発展していくとともに、郵便切手を通じて世界の国・地域との文化交流および国際親善を図ることを目的としたものです。

☆この切手展は、世界最初の切手「ペニーブラック」発行50周年にあわせて、1890年にロンドンで初めて開催されました。日本では、1971年から10年おきに開催されており、今回は第6回目の開催となります。

☆コロナ禍での開催とあって、パソコンでの事前申込みでしたが、初日の入場前には長蛇の列。絵手紙とも御縁のある展示なので出かけてみました。郵便創業150年特別展示を中心に、写真で会場の様子を紹介します。

1円切手にもなった「ポスクマ」がお出迎え
奥には国内切手商ブース・海外切手商ブース・海外郵政ブース

郵便創業150年特別展示









切手デザイナーの仕事場の今昔











2021年8月21日土曜日

特別展「北斎づくし」へ

☆葛飾北斎(1760=1849)生誕260年記念企画特別展が、東京六本木の東京ミッドタウンホールで9月17日まで開催中。

☆森羅万象を描き尽くそうとした画狂・北斎の代表作『北斎漫画』、「富嶽三十六景」全46点、『富嶽百景』全102図を紹介。20歳で浮世絵師としてデビューしてから90歳で没するまでの、まさに「北斎づくし」の展覧会だ。


☆江戸の風俗を描いた全15編の絵手本『北斎漫画』全883ページ、約500冊を一同に展示。そのほか高精細デジタルデータを活用した映像なども展示されていて楽しめる。入館は https://hokusai2021.jp をご覧ください。























2021年8月14日土曜日

☆「月刊絵手紙」を活用 7月の教室から

☆残暑お見舞い申し上げます。

☆教室のスタートは、「月刊絵手紙」巻頭の「塼」で、線トレら。それだけではもったいないので、色をつけてもらい、「願い」をテーマに言葉もかいてもらって絵手紙に。

☆続いて、特集「みんなのたのしい土版画」の説明。その後、お盆も近いので、「『書道博物館の宝もの』の仏像にチャレンジ。仏像にも、如来・菩薩・明王・天と種類があるのですね。それぞれに添えられた、みなさんの言葉もいろいろ。最近届いた絵手紙もあわせてご紹介。









最近届いた絵手紙から









2021年8月8日日曜日

☆「江戸の園芸・朝顔仕立て」の発表会と最終講座

☆「月刊絵手紙」8月号の「一語一絵」で紹介した、向島・庭つながり 庭師と学ぶ「江戸の園芸・朝顔仕立て」の第3回の講座が、昨日8月7日、墨田区生涯学習センター(ユートリヤ)で開かれた。今回が最終の講座で発表会となった。生憎、東京は連日4000人近くの新型コロナ感染の中とあって、16人の参加者のうち、9人が参加して発表。参加できなかった方は、事前に発表シートの提出で代理発表となった。

☆私は「『暁の海』一鉢を咲くまで育てることができた。その様子を絵手紙でも記録した。講座は座学と実技を取り混ぜてとても充実した内容。百花園で育った竹を使って『輪っか』と竹支柱をつくるなど、とても嬉しいことで、貴重な体験となった。生まれ育った向島という地域を、江戸園芸という歴史を通して、より深く知ることができた学びの場となった。コロナ禍の中、「#朝顔つながり」で、私自身も、そして地域も癒やされたのではと思う。夏の地域活性化イベントとして継続したら面白いのではと感じた。自分で育ててみると、より朝顔に親しみがもてるようになった」と発表。(朝顔の成長の様子は、下欄の絵手紙と写真を参照)


☆この講座の担当者であるユートリヤの石井さんからは、「朝顔サポーターシップ」というプロジェクトの説明。立花図書館ほか区内の図書館、お蕎麦屋さん、酒屋さん、パン屋さん、洋食屋さん、カフェ、お風呂屋さん、自転車屋さんなど、現在、区内のお店や施設など17カ所にユートリヤで育てた朝顔を置いて育ててもらっていることを写真もまじえて紹介。「この取組を通じてコミュニケーションのきっかけにしてもらえれば嬉しい」ということであった。


☆続いて、講師で庭師の久保田さんの講座。向島百花園の朝顔育ての様子、大輪朝顔の紹介、そして江戸でブームとなった変化朝顔の解説から「タネ取りまで」の内容。実際に変化朝顔をみせてもらったが、葉は細長く、花も切れて咲いているなど、これが朝顔か、と思うような咲き方で実にユニーク。百花園でも8月末あたりに開花の予定という。この変化朝顔のネーミングも、例えば、「青抱獅子葉 青切弁筒白獅子咲 牡丹」と、まるで戒名のような漢字で表記するのも面白い。愛好家も多いそうで、現在、千葉県佐倉市の国立歴史民族博物館では、9月5日まで「伝統の朝顔」と題した企画展も開催中(パンプレット参照)。最後に、この講座の目的は、「実際に朝顔を育てることと、それによって地域で人と人をつなげていくこと」と久保田さん。「来年の夏は、友人やご近所に、今年取れたタネを配って朝顔の育て方を伝えていただきたい」と講座を締めくくった。















2021年8月7日土曜日

☆「大輪朝顔の展示」にびっくり! 

☆「月刊絵手紙」8月号の「一語一絵」で紹介した「江戸の夏の花 朝顔」。このところ、すっかり朝顔にハマってしまっているが、「朝顔つながり」で「大輪朝顔」の展示を知る。

☆残念ながら8月1日で展示が終わってしまったが、国指定名勝・史跡 向島百花園で開催されていた「大輪朝顔」の展示の様子を、百花園の様子をまじえて写真でご紹介。

☆大輪朝顔は、花の大きさが20センチぐらいある。育てるには毎日の手入れがかなり大変とのこと。明治から大正にかけてブームになったそうだ。この展示は、毎年夏に開かれていて、50鉢ぐらいを展示。協力は墨田朝顔愛好会のみなさま。実に見事な朝顔だ。














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