2022年1月29日土曜日

「柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年」展がいいぞ!

☆『月刊絵手紙』で白土慎太郎日本民藝館学芸員の「柳宗悦の眼に学ぶ」が好評連載中ですが、柳宗悦没後60年、民藝(民衆的工芸)が100年を記念して、現在、東京国立近代美術館で、「柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年」展が開催中だ。

☆「ローカルであり、モダンである。」ーー100年も前に柳宗悦、濱田庄司、河井寬次郎が作り出した新しい美の概念が民藝。今もなお多くのファンを持ち続けているのはご存知のとおり。


☆前期と後期に分かれていたが、今月は後期にも出かけてみた。前期同様に会場には若い方も多く盛況だった。たっぷりの作品展示であっという間の2時間。民藝と社会の関係をたどるほか、衣食住から景観保存までと民藝は幅が広い。現在開催中の後期は2022年2月13日まで開催中。おすすめです。









2022年1月23日日曜日

第4回富岡市全国絵手紙公募展表彰式を開催

☆群馬県富岡市観光協会主催の第4回富岡市全国絵手紙公募展の表彰式が、令和4年1月22日、世界文化遺産でもある富岡製糸場で開催された。

☆今回の公募テーマは、「あなたの地域の守りたいもの」。建築物・衣食住・人・動物・伝統行事・芸術など全国各地から698点の絵手紙が寄せられた。展示会場の東置繭所では、すべての応募の絵手紙がずらりと飾られ、訪れた方々は展示の絵手紙を熱心に見入っていた。


☆ちなみに表彰式の会場は令和2年10月にリニューアルオープンした国宝でもある西置繭所の1階多目的ホール。ここはハウスインハウス手法による国宝のガラス貼りの部屋で、中に居ながらガラス越しに国宝建物を体感できるというもの。


☆富岡市は、上信電鉄の絵手紙列車をはじめ、生涯学習センターなどでも絵手紙教室やサークル活動が活発に行われ絵手紙文化が盛んな街。「絵手紙で街めぐり」マップも作成、街なかの店舗にも絵手紙を展示するなど地域振興に力を注いでいる。



△第4回の絵手紙集



△富岡製糸場入口





△絵手紙が展示されている東置繭所



リニューアルオープンした西置繭所



国宝のガラス貼りの部屋で、
榎本義法富岡市長から受賞者に表彰状が授与



△「絵手紙で街めぐり」マップ










2022年1月16日日曜日

☆上信電鉄・絵手紙列車の絵手紙募集!

☆「群馬県・高崎駅~下仁田駅間を走る上信電鉄「絵手紙列車」にあなたの絵手紙を乗せてみませんか。」-ー第16回となる絵手紙列車の絵手紙募集が明日17日から行われる。(写真は昨年秋の絵手紙列車の様子)

☆今回のテーマは次のとおり。

◎「美味しいもの」。

 あなたの住む地域のお勧めの美味しいものを教えてください! 地域の名産品、郷土料理、新鮮な海の幸山の幸、おススメスイーツ。名酒や地ビールなど、「これは美味しい、みんなに食べてほしい、こんな美味しいい物があります」を絵手紙に。

◎頑張れ上信電鉄。ローカル線を絵手紙で応援。

◎絵手紙列車への思いを乗せて(いつもの絵手紙)


☆絵手紙の募集期間は、令和4年1月17日(月)から2月28(月)(必着)まで行われる。

ハガキは、普通ハガキ。大判ハガキ・たて長くん(縦にハガキ2枚分)・よこ広くん(横にハガキ2枚分)。参加費は一人につき 84円切手一枚同封のこと。展示期間は令和4年3月中旬から約1年間。

送り先は、〒310ー2316 群馬県富岡市富岡1413ー7 井上かず子様宛 まで

















2022年1月9日日曜日

郵政博物館で「運気をとらえる!」 年賀状展開催中

☆寅虎トラ、寅が大集合!― 2022年の干支は寅。五黄の寅年。九星術の五黄土星と干支を組み合わせたもので、36年に1回訪れる。五黄土星は土のエネルギーが強い星だそうで、寅年も強い情熱で前に進む干支。どちらも強い気が流れるタイプなのでこの年に生まれた人は運気が強いとされている。

☆今回の展示では、この五黄土星にあやかり、「運気をとらえる!」ように、寅年の年賀切手の意匠となる郷土玩具や絵はがきも紹介。それととともに、これまで発行されたお年玉付き年賀はがきや切手、賞品なども展示紹介している。


☆もちろん、恒例の日本漫画家協会の先生方による寅年のまんが年賀状のほか、日本絵手紙協会の年賀状も展示。企画展示室には、「月刊絵手紙」に掲載の約1000点もの絵手紙がずらり並び圧巻の展示となっている。この企画展は1月16日(日)まで。




2022年1月8日土曜日

生誕120年 篁牛人展が開催中

☆昭和水墨画の鬼才、篁牛人(たかむら ぎゅうじん)生誕120年展が東京・大倉集古館で今月10日まで開催中だ。

☆1901年、お寺の次男として富山県生まれ。工芸学校を卒業後、図案家として活躍。水墨画史への評価が定まっていない異端の画家。渇筆で描かれた「天台山豊干禅師」「西王母と小鳥」「龍」などの大作は大迫力。新春にふさわしい展示。

☆あと数日の開催だが、お時間があればぜひぜひお出かけください。近いうちに富山市篁牛人記念美術館にも出かけてみたい。



2022年1月1日土曜日

☆「月刊絵手紙」1月号 長谷川町子特集号 好評発売中!

 

あの人に、手紙をかこう!



◎あけましておめでとうございます


報告 小池邦夫が「文化庁長官表彰」を受賞しました

 絵手紙のみんなでもらった賞ですーー小池邦夫 


▽特集 

 日常こそが面白い

 漫画家・長谷川町子


▽塼の線 


▽柳 宗悦の眼に学ぶ(94) 白土慎太郎

 神仏に誓う墨文字〈牛玉宝印〉


▽手紙のヒント 文豪に学ぶ親愛の伝え方

 夏目漱石――サプライズな長~い手紙

 手紙文化研究家 中川 越 


絵手紙を未来に残すために

 奈良・公認講師全国大会の絵手紙を奉納しました


▽登坂和雄の一語一絵(69)

 「福」 絵手紙の中の幸せを探る


▽読者投稿 ひろば はがきにのってみんな集まれ

 テーマ モノクロの世界

 みんなの活動報告・なんでも100字


▽リレーエッセイ 木もれ日 

 絵手紙のカタチ 浦川千晶(奈良県)


▽誌上レッスン 絵手紙教室 

 小池邦夫の絵手紙教室 絵手紙の大事なこころ115

 一人で書きながら二人

 

〈連載〉

 〈内藤美穂の絵手紙歳時記〉絵のまわり道 10

  筆始 大きな紙の手紙

  絵手紙も人生も、まずは楽しまなくちゃ!


 〈藤原英子のキリッと発信〉(アタック編)10

  絵手紙の「いい言葉」って どういう言葉?


▽書道博物館の宝もの 〈青銅器〉 

 台東区立書道博物館研究員 中村信宏


〈好評連載中〉

▽絵手紙のチカラ

 脳いきいき!絵手紙キラリ☆

 脳活クイズ 言語系/記憶系・計算系・創造系・論理的思考系から出題

 医療福祉学博士・専門理学療法士 結城俊哉


▽絵手紙ニュース

 鹿間寛子編集長の「絵手紙の流儀」が読売新聞に掲載されました


▽友の会NEWS

 絵手紙友の会 全国大会 in 水戸


▽山田喜代春の詩画世界

 悔いのない人生なんかおもろないわ


アンケートご協力者大募集


▽おうちで

 絵手紙入門講座/ステップアップ講座/講師育成講座


*ご注文は日本絵手紙協会


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