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☆昭和水墨画の鬼才、篁牛人(たかむら ぎゅうじん)生誕120年展が東京・大倉集古館で今月10日まで開催中だ。
☆1901年、お寺の次男として富山県生まれ。工芸学校を卒業後、図案家として活躍。水墨画史への評価が定まっていない異端の画家。渇筆で描かれた「天台山豊干禅師」「西王母と小鳥」「蛟龍」などの大作は大迫力。新春にふさわしい展示。
☆あと数日の開催だが、お時間があればぜひぜひお出かけください。近いうちに富山市篁牛人記念美術館にも出かけてみたい。