2022年12月29日木曜日

2022年を一字書で表すと?

☆師走の絵手紙教室の「通信」の課題で寄せられた今年の「一字書」を紹介。墨色などで書かれた一字書は十人十色。それぞれに思いが込められています。

☆「再」は、コロナ禍で中止していた物事が少し再開となったことのうれしさを。「側」は、今までになく四六時中、大好きな妻と一緒にいることができたという感謝も込められた一字。

 「百」は、毎月「月刊絵手紙」から心に残ったことを100字にまとめることにチャレンジしてくれた方から。「え」は、思わぬ教室の出来事と家庭での出来事を一字に。「孫」は、海外に住んでいる子供たちが孫を連れて帰国してくれた喜び――などなど一年の思いを一字書に託してくれました。あなたの一字書は?


☆今年もお世話になりました。新しい年もどうぞよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。





2022年12月25日日曜日

クリスマスの絵手紙と経済効果

☆メリークリスマス! 2022年師走の絵手紙教室はクリスマスをテーマにしました。西洋諸国由来のイベントを取り込むのが得意な日本。年間イベントのなかでも一番の経済効果が大きいのはクリスマスだそうです。

2019年のある研究所の調査データになりますが、クリスマスはなんと約7000億円。次いで、バレンタインデーの約1260億円、ハロウィーの約1155億円、ホワイトデーの約490億円とつづきます。


☆クリスマスが要因で特需となる主なマーケットは、商品(クリスマスケーキ・チキン)、イルミネーション、各種イベントに外食、プレゼント用の小売り雑貨・衣服・宝飾品。この中で12月に突出しているのが1世帯あたりのケーキ支出で、他の月と比べて約23倍。このところの急激な物価高ですが、我が家も買ってしまいました!






2022年12月17日土曜日

いわさき ちひろ美術館へ

☆「月刊絵手紙」12月号の特集は、いわさき ちひろ。東京・練馬区の美術館に出かけてみた。現在は、「くらし、えがく。ちひろのアトリエ」と題した企画展を開催中。22年間を過ごした練馬区下石神井の自宅に建つちひろ美術館内には、多くの絵が生まれたアトリエも再現されている。

☆戦後、懸命に絵を描いて、子どもの本の画家としての道を拓いてきた一方で、家族との暮らしもかけがえのないものであったことが伝わる作品と生き方が、清潔感ある美術館内に展示されている。

☆「とても素朴なんだけれどもたいせつなもの、それが絵本の中にはあるんです。それを何とか表現していってお母さんたちにも見てもらうのがわたしの生きがいである」(インタビュー「素朴だけれども大切なものを描きたい」1972)。ちひろの言葉もよかったですよ。この企画展は2023年1月15日まで。

かみいぐさ駅

改札手前の美術館の案内



上井草駅

上井草駅の改札を出て左へ歩き踏切を渡る

大きな通りに出て信号を渡り左に歩いて行く

案内版を左へ

見えてきたちひろ美術館



見終わってから石神井公園まで歩く


紅葉がきれいでした





2022年12月10日土曜日

郵政博物館で「卯年年賀状展」開催中!

☆「月刊絵手紙」でもお知らせがありました「東京スカイツリータウン・ソラマチ9F」にある郵政博物館の多目的スペースで、(一社)日本絵手紙協会による「卯年年賀状展」開催中です。「月刊絵手紙」に掲載された卯年絵手紙約1000点がずらりと展示、訪れた方の目を楽しませています。

☆「一般的にうさぎといえば穏やかで温厚な小動物というイメージを抱く人が多いでしょう。昔からペットとして人気があり、室内でも飼いやすいということで、コロナ渦において人気が高まっています。
 卯年はうさぎが跳ねることから「飛躍する」年、そして卯の字は、祭祀のときの肉を2つに裂いた形からできたとされていることから時代の区切り「契機になる」年だと言われています。」(展覧会案内より)

☆また「飛躍する」年になるよう、卯年の年賀切手の意匠となる郷土玩具を紹介するほか、恒例の日本漫画家協会所属の漫画家の先生方の描きおろし卯年の年賀状も多数展示されています。令和5年1月9日まで開催中です。






2022年12月3日土曜日

◎「月刊絵手紙」12月号「いわさきちひろ」特集号 好評発売中!

 


あの人に、手紙をかこう! 


▽詩

 「手紙」 水谷まさる


▽特集 いわさきちひろ

   ――その目に映るもの 

 『やわらかな絵で見る人の心を和ませてくれる画家・いわさき ちひろ、「平和で、豊かで、美しく、可愛いものがほんとうに好き」という、ちひろの世界をちょっとのぞいてみましょう。』

 

▽リレーエッセイ 木もれ日 

 「これって……?」 一岡佳代子(神奈川県)


▽連載 自分の道を歩く ――相田みつをの言葉 

 父のまなざし、母のまなざし/相田一人


▽柳 宗悦の眼に学ぶ(105) 白土慎太郎

 木の葉の徳利〈丹波葉文徳利〉


▽手紙のヒント 文豪に学ぶ親愛の伝え方

 いわさきちひろ――心理学を応用してメルヘンを創る

 手紙文化研究家 中川 越 


▽登坂和雄の一語一絵(79)

 「返」 新しい年に向かって


▽読者投稿ひろば 素直・素顔・素朴

 テーマ:「木の葉いろいろ」


▽誌上レッスン 絵手紙教室

 小池邦夫の絵手紙教室

  「書は晩年」

 兼岩幸恵の小さくても一歩

  「彩色について」

 テーマチャレンジ:「木の葉いろいろ」

  中澤尚講師


▽節気を感じて「きらめく暮らし」


▽古拙微笑 自分だけの線を探して

 語りかけてくる古代の線と自由に対話してみませんか

 

▽essay アーサービナード

 みらい きらい


▽山田喜代春の詩画世界

 悔いのない人生なんかおもろないわ


▽絵手紙のチカラ 脳活クイズ

 結城俊哉


▽絵手紙友の会全国大会 in 水戸

 茨城・水戸で会いましょう!!


▽郵政博物館

 卯年年賀状展


▽今月の募集講座

 ◎オンライン動画配信

  絵のまわり道・実践編1

   墨の摩訶不思議とミステリアスなにじみ

  絵のまわり道・実践編2 

   パステル色の花さき山


◎次号予告 1月号は「柚木沙弥郎の世界」


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