2021年4月16日金曜日

「月刊絵手紙」4月号の感想から


☆何よりも今まで見逃していた谷内六郎の絵と言葉に、遅ればせながら出会えた喜びは大きい。/「水切り」、川の流れのような遊びでもあったのは石という自分の分身を投げて無意識に川にさよならを言っていたようにも思います。時間の経過だけでなく、自然からの教えまで奥が深い。/「表紙の言葉」が他の雑誌の表紙の言葉と違い、絵の説明と自分の体験を本当に楽しんでかかれていて、これぞ、絵手紙の神髄だと見せつけられた気がしました。/谷内広美さんのお父さんの思い出のお話に胸が熱くなりました。どれほど家族を愛していたか、周りの方々に感謝されていたかがよくわかりました。谷内六郎さんの絵にはこどもがたくさん描かれていますが、その中に広美さんと弟さんがいるのですね。「きょうだい仲よく」は、すべてにつながると私も思いました。/「週刊新潮」の表紙を集めていたことがありました。表紙の言葉を改めて読むと、そのころの情景がはっきり浮かび、懐かしく、ほっこり優しい気持ちになります。


☆「絵のまわり道 墨の摩訶不思議」がよかった。墨の濃淡の美しさ、それがなかなか難しい。猫好きとしてはあんな猫を描いてみたい。/墨の魔力にも挑戦したい。墨の濃淡で色々なものを描きたい。/教室でも新しい人は理解しにくい墨。墨の魅力を参考に眼で見て感じ取ることができ、来月も楽しみです。

☆「柔軟こそ絵手紙の魅力」。今を描きたくて、伝えたくて、私はピグマペンを無心に走らせます。私も筆墨でかいた絵手紙が一番と思っていたひとりです。今月の月刊誌は少し心を開放してくれました。/「柔」は、同感です。/「柔」に共感です。「美術館では墨は使えません」とのことでしたので、色鉛筆とクレヨン、筆ペン、マジックの黒など自由に使いました。参加者は7歳から77歳まででしたが、結果、個性的な仕上がりになり、ホッとしました。


☆新連載に学び所がいっぱい!手紙はがき派の私は相手の心の内にそうべく言葉を探して伝えたい。伝わったとわかったとき、何ともいえぬ充実感がある。「脳トレ」も気負わずに楽しく遊べた。/「手紙のヒント」。なるほどとヘタでも相手を描くはいいと思いました。それだけでこちらの相手に対する気持ちが伝わってくれる。挑戦したい!/正直私は絵手紙の基本といわれることのなかで納得できない事もあり、なんとなくごまかしていたように思います。藤原英子先生の「基本を自分の体験で納得して話せるかという言葉にドッキッとしました。お陰で基本の一つ一つをもう一度振り返り、頭の中で整理できたと思います。/絵手紙教室の小池先生の絵手紙で穏やかな気持ちになれました。







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