2022年7月3日日曜日

「月刊絵手紙」5月号/6月号の感想から

5月号(特集)の感想から

☆「月刊絵手紙」6月「特集 正岡子規と母・八重」からの感想=ゆっくり流れる生活の中で、家族・親類の人達の心のやさしさ、思いやり、母と子規の信頼関係と心のあったかさが眼に浮かびます。そのような空気の流れに来訪者は自分の家のように、くつろぎ、時を過ごした子規庵。みんなの美しい心で今に残り、伝えてくれています。/面白かった。図鑑を意識したかきかたが美しい。草花帳は横開きの画帳、果物帳は縦開きの画帳と見分けがつくようにしているのが、なんとなくカワイイと思いました。/健康に恵まれなかった子規ですが、人望のある人だというイメージで気になる方の一人でした。今月はラッキーという感じでうれしかったです。


6月号の感想から

☆「特集 仙厓さんの墨世界」からの感想=仙厓さん「厓画無法」。宣言前と後の変化がおもしろい。「老子出関図」の表現スタイルの違いにでているように、禅に対する考え方が深まったと思われます。70歳前半での宣言と聞いてとても焦ります。「○画無法」を。/はじめて仙厓さんを知りました。あふれる絵の数々、ぜひ永青文庫で見たいと思います。禅僧ってとても敷居が高い人を想像していましたが、すべての作品が親しみやすく一本筋が通っていると感じました/構図が単純、線も太く細く、墨の濃淡で表しているのに、描かれている人間、動物などの表情がよく分かる。滑稽でユーモアたっぷり。感激しました。


☆永青文庫に行ってきました。「狗子仏性図」はじって見ていると犬の表情が仏性の有無どちらにも見えてくる。「指月布袋図」は視線の先は真上の三日月、未熟者、「武漢老師安居図」は余白がないのに、濃淡の風景がはみ出しそうでも無駄がない不思議な絵です。清々しい気持ちで帰宅しました。/私は仙厓さんの絵はあまりすきではなかったのですが、教室で仙厓さんを勉強して、その人なりと、ユーモラスな絵がぴったり当てはまり、段々親しみがもてるようになりました。7月に永青文庫に行く予定なので、時間をかけてみてこようと思います。/私は生きた線、生きた絵を目指しているのですが、仙厓さんはもっと上をいっています。絵が動いてみえるのです。6月号は私にとって贅沢な時間をくれました/仙厓さんの墨絵をまねて描いています。朝のうちに描くと不思議なことに、一日中すっきりとした気持ちで過ごせます。私にとって写経のようです。


☆「テーマチャレンジ 夏の絵手紙」がわかりやすく色も明るく、みんなで考えたり話したりできる楽しいテーマでよかったです。

☆「他の人の気づきを聞くことで、次の気づきが生まれます」。さまざまな立場で人生を送っておられる方々のお話を伺うと、自分では気づかなかったことを教えられます。自分一人では世界は広がりません。聞くことの大切さを、この一文で改めて知りました。

☆相田みつをの言葉「そのとき どう動く」。一人暮らし生活は十余年、生きる道を見つけられない半年。そのとき、初心者の絵手紙教室の文字に魅せられて御縁と出会い、生きる糧を見出しました。自分を耕し、時期を待つ。自分に動く意志の有無で。























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