2023年7月16日日曜日

◎「虫めづる日本の人々」サントリー美術館で開催

☆サントリー美術館で、虫と人との親密な関係を改めて見つめ直す展覧会「虫めづる日本の人々」が7月22日から始まります。

☆日本美術のなかで、古来、草木花鳥が大事にされてきた一方、小さな存在である虫もまた重要なモチーフです。蜘蛛、蛙、蛇などの、うごめく小さな生き物たちも虫として親しまれ、特に、蛍や、鈴虫などの鳴く虫は愛好され、深く物語と結びついていた様子が源氏絵や伊勢絵などから伝わってきています。


☆展示は、第一章 虫めづる国にようこそ、第二章 生活の道具を彩る虫たち、第三章 草と虫の楽園ー草虫図の受容についてー、第四章 虫と暮らす江戸の人々、第五章 展開する江戸時代の草虫図ー見つめる、知る、喜びー、第六章 これからも見つめ続けるー受け継がれる虫めづる精神ー、という構成。夏にふさわしい本展の開催が楽しみです。9月18日まで開催。





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