☆「カルダーそよぐ、感じる、日本」――麻布台ヒルズギャラリーで、東京では35年ぶりとなるアレクサンダー・カルダーの、モビール、スタビル(動かない抽象彫刻)の展覧会が開催中です。
☆アレクサンダー・カルダー(1898~1976)は、「モビール」の発明でもっともよく知られるアーティスト。モビールは、吊るされた抽象的な構成要素が、絶えず変化する調和の中でバランスを保ちながら動く作品をいう。
☆「古典的な芸術家の一家に生まれたカルダーは、針金を曲げたりねじったりすることで、立体的な人物を空間に「描く」という新しい彫刻の手法をあみだし、芸術活動をスタートさせた」という。
☆今回の展示は、カルダー財団が所蔵する1930年代から70年代までの作品約100点で構成。代表作であるモビール、スタビルから油彩画、ドローイングなど、幅広い作品が展示される。9月1日まで。