☆仙台文学館で10月4日から12月14日まで、特別展 「樋口一葉・その文学と生涯 ~貧しく、切なく、いじらしく」 が開かれます。
☆「たけくらべ」「大つごもり」「にごりえ」などの作品で知られる樋口一葉(1872-1896)。父と兄を失い、戸主として母と妹を養わなければならなかった一葉。文筆で生計を立てることを志したもののうまくいかず、困窮した生活に苦しみます。そうした日々の中でも、なお書くことを最後まで手放さなかった。
☆本展は、日本近代文学館の企画協力のもと、一葉作品の草稿・日記・雑記などの自筆資料のほか、一葉が和歌を学んだ「萩の舎」の人びと、小説の師として大きな影響を与えた半井桃水、そして「文学界」同人などの文壇の人々との交流を示す書簡類等を展示。そのほか、仙台文学館独自のコーナーも設けて資料展示します。(パンフレット参照)