2025年9月26日金曜日

◎特別展 「樋口一葉・その文学と生涯」 仙台文学館

☆仙台文学館で10月4日から12月14日まで、特別展 「樋口一葉・その文学と生涯 ~貧しく、切なく、いじらしく」 が開かれます。

☆「たけくらべ」「大つごもり」「にごりえ」などの作品で知られる樋口一葉(1872-1896)。父と兄を失い、戸主として母と妹を養わなければならなかった一葉。文筆で生計を立てることを志したもののうまくいかず、困窮した生活に苦しみます。そうした日々の中でも、なお書くことを最後まで手放さなかった。


☆本展は、日本近代文学館の企画協力のもと、一葉作品の草稿・日記・雑記などの自筆資料のほか、一葉が和歌を学んだ「萩の舎」の人びと、小説の師として大きな影響を与えた半井桃水、そして「文学界」同人などの文壇の人々との交流を示す書簡類等を展示。そのほか、仙台文学館独自のコーナーも設けて資料展示します。(パンフレット参照)





2025年9月13日土曜日

◎緒形拳が見た地球のすがた

☆静岡県伊東市の「りんがふらんか城ヶ崎文化資料館」で、10月1日から12日まで「緒形拳写真展」が開催されます。

☆俳優というフィクション、ドキュメンタリーというノンフィクションーー虚構と現実2つの世界を生きた緒形拳が見て感じた地球。


☆「自分の眼が何をみたいのかを感じるために僕は旅をする」ーー

なお、演芸が好きだった緒形拳を偲ぶ追悼公演「りんがふらんか寄席」も10月11日(土)に開催されます。(パンフ参照)






2025年9月6日土曜日

◎幕末土佐の天才絵師 絵金 展

☆「幕末土佐の天才絵師  絵金」の展覧会が、サントリー美術館で9月10日から開催されます。「絵金」とは、土佐の絵師・金蔵(きんぞう・1812~76)のこと。高知城下で生まれ、幕末から明治初期にかけて数多くの芝居絵屏風をのこし、地元高知では「絵金(えきん)さん」の愛称で長年親しまれてきた絵師。

☆歌舞伎や浄瑠璃のストーリーを極彩色で絵画化した芝居絵屏風は、同時代の絵画のなかでも一段と異彩を放っている。絵金の屏風は、今なお夏祭りの間に神社や商店街の軒下に飾られ、提灯や蝋燭の灯りで浮かび上がる画面は、見る者に強い印象を残す。


☆本展は、近年、絵金の画業を再評価し、作品を保存・研究・展示する環境が整ってきたなかで、高知県外では半世紀ぶり。東京の美術館では初の大規模展。絵金の類稀なる個性と魅力を紹介する。(パンフレット参照)





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