2025年9月6日土曜日

◎幕末土佐の天才絵師 絵金 展

☆「幕末土佐の天才絵師  絵金」の展覧会が、サントリー美術館で9月10日から開催されます。「絵金」とは、土佐の絵師・金蔵(きんぞう・1812~76)のこと。高知城下で生まれ、幕末から明治初期にかけて数多くの芝居絵屏風をのこし、地元高知では「絵金(えきん)さん」の愛称で長年親しまれてきた絵師。

☆歌舞伎や浄瑠璃のストーリーを極彩色で絵画化した芝居絵屏風は、同時代の絵画のなかでも一段と異彩を放っている。絵金の屏風は、今なお夏祭りの間に神社や商店街の軒下に飾られ、提灯や蝋燭の灯りで浮かび上がる画面は、見る者に強い印象を残す。


☆本展は、近年、絵金の画業を再評価し、作品を保存・研究・展示する環境が整ってきたなかで、高知県外では半世紀ぶり。東京の美術館では初の大規模展。絵金の類稀なる個性と魅力を紹介する。(パンフレット参照)





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