2020年10月17日土曜日

「東海道五十三次」切手が完結、シートで発売!



 ☆日本絵手紙協会「友の会全国大会 in 伊勢」が2年前に開催されたが、その際、ご講演いただいたのが、日本郵便の玉木明切手デザイナー。昨年の10月発行の「国際文通週間にちなむ郵便切手」で、「東海道五十三次」切手の全作品がついに完結。今月には、切手発行に合わせ、全55作品を1枚のシートに収めた切手帳が発行された。 

☆「東海道五十三次」は、江戸時代に整備された東京・日本橋から京都・三条大橋を結ぶ東海道、その起点、終点の53の宿場を題材に、江戸後期の浮世絵師・歌川広重が描いた55点の浮世絵版画だ。

☆1958年に初めて国際文通週間の切手が発行されたときに「東海道五十三次」が採用されたが、その後に発行されたのは6点のみ。それを2000年の国際文通週間で復活させたのが、玉木切手デザイナー。「連続性、完結性が大事」というその思いは「友の会全国大会」の講演でもふれられたことを思い出す。そんな玉木さんは、歌川広重とは20年以上に及ぶ長いお付き合い。「もはや友達、”広重くん”という感じです」。なお、この切手帳は、郵便局のネットショップによると、残念ながら好評につき現在は品切れ。再入荷が待たれる。


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