2021年9月5日日曜日

☆『月刊絵手紙』8月号の感想から

☆特集 無言館=8月15日NHKのEテレ「日曜美術館」で無言館をやっていました。月刊紙で初めて無言館このことを知りました。月刊紙を読んでいなければ見ていなかった番組です。感動で涙がでました。/Eテレで無言館を見ることができました。絵をかくことは感じる一瞬を無心でかく、それだけでいい。若者の心に私の心も締め付けられました。/「裸婦」のモデルの手記。今日ようやく会いに来ました……。20歳の私が50年の時を経ても日高安則さんと共にいる。戦没画学生の命の力は色あせない! 石井正夫さんの絵も修復を終えて、そのひたむきな姿をみせてほしい。

☆「監修の言葉、憎んだり、嫌いだったりする相手は絵に描けない。相手を愛していなくては描けません、と。確かにその通りだと思いました。My  favorite things.(私のお気に入り)しか描かないのだと思います。ピカソもドラ・マールを「泣く女」として描いたけれど、とても愛していてのだと。無言館の絵の言葉はいろいろと知ってはいるのですが、同じ話を何回聞いても泣いてしまします。


☆「愛するものを描く」無言館が教えてくれること。無言館をはじめて知りました。「絵」は描こうとする相手を愛していなければ描けない。「妹」の絵は特に好きな絵です。/無言館の絵はどれも胸に迫ってきます。「描きたくて描いた」、「絵は描こうとする相手を愛していなければ描けません」、戦地から還れないないかもしれない自分。絵に描いた母と恋人の故郷の風景を、心にしっかりと焼き付けて行ったのだと思います。/誰かに見てもらうためでもなく、大切な人を、大好きな景色を描きたくて描いた絵は心に沁みるものがある。どんな思いでかいたの? もっと好きな絵を描きたかったでしょう。戦争の残酷さをつくづく思う/目が痛いのも忘れて、月刊紙にぴったり目をつけて読んでしまいました。絵には他の芸術にない「描こうとする相手を愛していなければ描けません」、共鳴です。眼が治ったら無言館へ行ってみたい。


☆山田喜代春の詩画世界は、絵にユーモアがあり、自然体の教え、学びの個々が和む感じがしました。/フラミンゴのくちばしが、くの時で横向きになのに、月が2つこちら向きなのが楽しい。地面にいる鳥が上目で見上げているのも、いたずらっぽい。俳句はユーモアもあって、炎天下でこんな事をしている人を見かけたら、熱いけどぷっと笑ってしまいます。/P38~39、うつろう自然のキャンパス。絵も書も言葉も、私もこのようにかけたらイイナと思うお手本です。「直木賞受賞」に輝いた澤田瞳子の「星落ちてなお」、河鍋暁斎の娘から見た「とよ」の人生の内容ですが、ふと、見てつながっていると想い興味を持ち読書中。面白いです。

☆「脳活クイズ」は、脳を鍛えて100歳までもたせないといけないので、負担をかけすぎない程度に頭と身体を鍛えようと思ってやっています。





 

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