2021年9月11日土曜日

☆木彫り熊の申し子 藤戸竹喜展

 ☆「月刊絵手紙」の展覧会案内でも紹介されていた東京ステーションギャラリーで開催中の「藤戸竹喜」展に出かけてきた。「木彫り熊の申し子」という案内パンフレットの言葉にも誘われた。面白いのは案内パンフレットの表面が三種類(下記参照)もあること。

☆藤戸竹喜は北海道美幌町で生まれ、旭川市で育った。木彫り熊の職人だった父親の下で12歳の頃から熊彫りを始めたという。会場には初期から最晩年の代表作約80点がずらりと展示され、見応えがある。


☆「熊からすべてを教わった。」というその作品は、熊や狼などの動物の姿にとどまらず、個人から依頼を受け制作した観音像や、アイヌ民族の先人たちの姿を等身大で彫ったものまであって、圧倒される。最近では最も深く感動したオススメの展覧会。9月26日まで。







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