手がきの楽しさを発信する
☆画家・中川一政が生涯制作にわたって大切にしていたものが「ムーヴマン」。
☆美術用語では「動きを感じさせる表現」のことを言いますが、中川にとっての「ムーヴブマン」は「感動」をも意味します。それが筆を突き動かすとき、そこにデフォルマシオン(変形、誇張)が生まれ、そのデフォルマシオンが画面全体に「ムーヴマン」(動き)を生み出します。
☆本展は、中川が夏に精力的に描いた「向日葵」作品を中心に、この「ムーヴマン」に触れてみようという展示です。(パンフレット参照)