手がきの楽しさを発信する
☆東京世田谷区の斎田記念館で「春期企画展 百華の美」が開催中です。
☆斎田記念館の母体である斎田家は世田谷代田に続く旧家。明治期には製茶業で栄え、多くの文人を輩出。とりわけ斎田家第9代の萬蔵は雲岱(うんたい)の号をもつ。雲岱は、本草学に興味を持ち、動植物の精密な写生画を描き、谷文晁門下の画家たちとも交流して、先学の博物図譜の精巧な写しも遺しています。
☆本展では、雲岱の博物図譜を含めた、同家に伝えられた花の絵画を、江戸時代から近現代への花の表現の変遷とともに紹介します。パンフレットを参照。