2026年4月18日土曜日

◎【没後70年】 會津八一 自然を愛でる

☆會津八一(1881~1956)は、奈良の風光と美術を詠んだ歌人として知られている。自らの雅号に「艸」(草の旧字)を入れ、「秋艸道人」と名のるほど草花を好み、関心を寄せていた。園芸にも興味があり、生涯にわたり菊や葉鶏頭などの植物を栽培していた。

☆また、八一は植物だけではなく、温かい目で身近に生息する動物、特に、愛鳥家として知られ、幼少の頃から小鳥を飼育したり、自宅の庭に飛来する野鳥たちを観察したりして楽しんでいた。

☆そうした生命の息遣いに耳を澄まし、瞳を凝らして、普段は見逃しがちな動植物の表情を短歌で詠みあげている。さらに、形を省略し、簡略な筆致ながら動植物の特徴を端的に捉えた洒脱な絵も多く描いている。

☆本展では自然にまつわる短歌や漢詩を揮毫した書画作品などを中心に、八一の自然観、観察眼が表れた作品資料を紹介している。(パンフレット参照)





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