☆早稲田大学演劇博物館1階 特別展示室で、2025年新収蔵品展が開催中です。
古典芸能からは、19世紀上方の人気役者、三代目中村歌右衛門を描いた肉筆浮世絵、昭和の地唄舞の華、武原はん自筆の書。近現代の演劇からは、舞台に関わる多様な資料を展示。幅広いジャンルで時代を牽引した舞台美術家、朝倉摂の舞台デザイン原画。昭和から平成にかけて広く愛された大女優、森光子の衣装。
新国劇からテレビや映画の世界に羽ばたいた俳優、緒形拳の衣装や行李。商業演劇の大作家、北條秀司のスクラップブックや屏風仕立ての絵看板など。越路吹雪が描かれた看板(パンフレット)は、ファンの方が長らく愛蔵してきたもの。
☆そのほか、1960年代の歌舞伎海外公演の貴重なアルバム、19世紀オペラの台本・楽譜、文化大革命以前の中国の芸能・映画資料など、海外に関わる資料も数多く紹介。スターの面影や名場面がよみがえるような、資料で見る多彩な演劇の世界をどうぞ。
☆会期や会館時間は次のとおり。入館無料。會津八一記念館も立ち寄ってみては。
会期:前期 2025年3月24日(月)- 4月27日(日)
後期 2025年5月12日(月)- 8月3日(日)
開館時間:10:00~17:00 (火・金曜日は19:00まで)
会期中の休館日:4月2日(水)、16日(水)、5月28日(水)、6月4日(水)、18日(水)、7月2日(水)、16日(水)
※4月28日(月)- 5月11日(日)は展示替えの為、閉室。(同館ホーページ参照)