☆京都東山・鹿ヶ谷の泉屋博古館で「中国青銅器の時代」展が、また特集展示としてブロンズギャラリーでは「殷周青銅器 解体新書」展が12月14日まで開催中です。
☆模と範が生み出す青銅芸術──いまから約三千年前の殷周時代、古代の工人たちのイマジネーションと超絶技巧によって生み出された青銅器の数々は、美術工芸の「模範」としてのちの時代に大きな影響をおよぼしてきました。
☆今年、約半世紀ぶりのリニューアルを迎えた泉屋博古館。ブロンズギャラリーでは、複雑繊細な殷周青銅器の造形は、いったいどのような技術によって生み出されたのか。その謎に、当時の鋳型づくりの角度からせまっていきます。台湾中央研究院歴史語言研究所、芦屋釜の里との共同研究にもとづく成果を一挙に公開。(パンフレット参照)