☆残暑お見舞い申し上げます。
☆教室のスタートは、「月刊絵手紙」巻頭の「塼」で、線トレら。それだけではもったいないので、色をつけてもらい、「願い」をテーマに言葉もかいてもらって絵手紙に。
☆続いて、特集「みんなのたのしい土版画」の説明。その後、お盆も近いので、「『書道博物館の宝もの』の仏像にチャレンジ。仏像にも、如来・菩薩・明王・天と種類があるのですね。それぞれに添えられた、みなさんの言葉もいろいろ。最近届いた絵手紙もあわせてご紹介。
最近届いた絵手紙から
☆残暑お見舞い申し上げます。
☆教室のスタートは、「月刊絵手紙」巻頭の「塼」で、線トレら。それだけではもったいないので、色をつけてもらい、「願い」をテーマに言葉もかいてもらって絵手紙に。
☆続いて、特集「みんなのたのしい土版画」の説明。その後、お盆も近いので、「『書道博物館の宝もの』の仏像にチャレンジ。仏像にも、如来・菩薩・明王・天と種類があるのですね。それぞれに添えられた、みなさんの言葉もいろいろ。最近届いた絵手紙もあわせてご紹介。
最近届いた絵手紙から
☆「月刊絵手紙」8月号の「一語一絵」で紹介した、向島・庭つながり 庭師と学ぶ「江戸の園芸・朝顔仕立て」の第3回の講座が、昨日8月7日、墨田区生涯学習センター(ユートリヤ)で開かれた。今回が最終の講座で発表会となった。生憎、東京は連日4000人近くの新型コロナ感染の中とあって、16人の参加者のうち、9人が参加して発表。参加できなかった方は、事前に発表シートの提出で代理発表となった。
☆私は「『暁の海』一鉢を咲くまで育てることができた。その様子を絵手紙でも記録した。講座は座学と実技を取り混ぜてとても充実した内容。百花園で育った竹を使って『輪っか』と竹支柱をつくるなど、とても嬉しいことで、貴重な体験となった。生まれ育った向島という地域を、江戸園芸という歴史を通して、より深く知ることができた学びの場となった。コロナ禍の中、「#朝顔つながり」で、私自身も、そして地域も癒やされたのではと思う。夏の地域活性化イベントとして継続したら面白いのではと感じた。自分で育ててみると、より朝顔に親しみがもてるようになった」と発表。(朝顔の成長の様子は、下欄の絵手紙と写真を参照)
☆この講座の担当者であるユートリヤの石井さんからは、「朝顔サポーターシップ」というプロジェクトの説明。立花図書館ほか区内の図書館、お蕎麦屋さん、酒屋さん、パン屋さん、洋食屋さん、カフェ、お風呂屋さん、自転車屋さんなど、現在、区内のお店や施設など17カ所にユートリヤで育てた朝顔を置いて育ててもらっていることを写真もまじえて紹介。「この取組を通じてコミュニケーションのきっかけにしてもらえれば嬉しい」ということであった。
☆続いて、講師で庭師の久保田さんの講座。向島百花園の朝顔育ての様子、大輪朝顔の紹介、そして江戸でブームとなった変化朝顔の解説から「タネ取りまで」の内容。実際に変化朝顔をみせてもらったが、葉は細長く、花も切れて咲いているなど、これが朝顔か、と思うような咲き方で実にユニーク。百花園でも8月末あたりに開花の予定という。この変化朝顔のネーミングも、例えば、「青抱獅子葉 青切弁筒白獅子咲 牡丹」と、まるで戒名のような漢字で表記するのも面白い。愛好家も多いそうで、現在、千葉県佐倉市の国立歴史民族博物館では、9月5日まで「伝統の朝顔」と題した企画展も開催中(パンプレット参照)。最後に、この講座の目的は、「実際に朝顔を育てることと、それによって地域で人と人をつなげていくこと」と久保田さん。「来年の夏は、友人やご近所に、今年取れたタネを配って朝顔の育て方を伝えていただきたい」と講座を締めくくった。
☆「月刊絵手紙」8月号の「一語一絵」で紹介した「江戸の夏の花 朝顔」。このところ、すっかり朝顔にハマってしまっているが、「朝顔つながり」で「大輪朝顔」の展示を知る。
☆残念ながら8月1日で展示が終わってしまったが、国指定名勝・史跡 向島百花園で開催されていた「大輪朝顔」の展示の様子を、百花園の様子をまじえて写真でご紹介。
☆大輪朝顔は、花の大きさが20センチぐらいある。育てるには毎日の手入れがかなり大変とのこと。明治から大正にかけてブームになったそうだ。この展示は、毎年夏に開かれていて、50鉢ぐらいを展示。協力は墨田朝顔愛好会のみなさま。実に見事な朝顔だ。
愛するものを描く
無言館の絵が教えてくれること
▽今月の詩 ことばの旅
夢みたものは…… 立原道造
▽大募集 みんなで応援!
絵手紙でエール!!
→チラシ参照
▽塼の線
自由な線、彫り込むような線
――想像力をふくらませて、線の練習をしてみませんか
▽柳 宗悦の眼に学ぶ(89) 白土慎太郎
江戸の空〈江戸泥絵・有馬家上屋敷〉
▽登坂和雄の一語一絵(64)
「涼」江戸の夏の花 朝顔
▽手紙のヒント 文豪に学ぶ親愛の伝え方
島崎藤村――情調を伝える暑中見舞い
手紙文化研究家 中川 越 →写真参照
◎米山の書 三輪田米山生誕200年に寄せて⑤
米山を見出した 実業家 山本發次郎
愛媛県美術館専門学芸員 長井 健
◎絵手紙のチカラ
脳いきいき! 絵手紙キラリ!
脳活クイズ 言語系/記憶系・計算系・創造系・論理的思考系から出題
医療福祉学博士・専門理学療法士 結城俊哉
▽読者投稿ひろば
〈テーマ〉空
そら、から、くう……
・自由絵手紙・なんでも100字
・たのしい土版画・活動報告
・わたしたちの教室リポート
▽絵手紙教室 初心から学ぶ「ヘタでいい ヘタがいい」
小池邦夫の絵手紙教室
おしえて小池先生
〈連載〉
〈藤原英子のキリッと発信〉(アタック編)⑤
「彩色はトントントン」ってどういうこと?
〈内藤美穂の絵手紙歳時記〉絵のまわり道 ⑤
墨の相棒(紙)探しにチャレンジしてみよう
▽リレーエッセイ 木もれ日
「絵手紙はライフワーク」下坂祐子(福岡県在住)
▽新連載! 書道博物館の宝もの 〈石経〉
台東区立書道博物館研究員 中村信宏
▽山田喜代春の詩画世界
悔いのない人生なんかおもろないわ
▽essay アーサービナード
「愛をさがしているかい?」
◎今こそつながろう 年に一度の大募集!
絵手紙でどこへでもハガキの旅へ出発!
*たくさんのかたと知りあえるチャンス!
*初めて入会されるかたも安心
*全国大会に参加できます
2021年度「絵手紙友の会」募集(締切8月6日必着)
*ご注文は日本絵手紙協会へ

島崎藤村 碑
☆菊池寛実記念 智美術館で「三輪龍氣生の陶 命蠢く」展(開催中~8月8日まで)を観た。この美術館は、現代陶芸のコレクターである菊池智氏(1923~2016)のコレクションを母体に、現代陶芸の紹介を目的に2003年に開館した美術館だ。入口を入ると、正面には1988年頃に制作された篠田桃紅の「ある女主人の肖像」と題する作品が出迎える。会場はそこから階段を降りて地下に広がる。
☆三輪龍氣生は、本名龍作、十二代休雪。三輪家という江戸時代から続く萩焼の名門陶家に生まれ育った作家だが、茶の湯の世界で親しまれる伝統から、「やきもので自己を表現するために、既存の概念のとらわれない自由な制作」を求めていく。それは、パンプレットのように、鷲であったり、頭蓋骨や乳房、苦悶の胸像など独自の世界だ。会場入口には撮影が許可の作品「人間シリーズ 祈りⅠ・祈りⅡ」を展示。解説パネルには「『私には弾けるような青春時代はなかった』と語る三輪龍氣生が、若かりし日の懊悩(おうのう)を「吐き出した青春群像。」とあった。
☆図録を入手すると、そこには、井上有一や棟方志功の一連の業績をまとめあげ、国内外に評価を定着させたウナックトウキョウの海上雅臣氏(1931~2019)の名前。「月刊絵手紙」でも連載いただいたのでご記憶の方もいるだろう。三輪龍氣生も見出された一人と知る。「行け、陶への熱き思いよ~三輪龍氣生の現代性」と題した小論の最後の言葉が残る。「ーーゆめゆめ大家、巨匠を望むな、幾つになってもハラハラドキドキしているフレッシュな新人たれ」と。
☆昨年の七夕と8月の暑中見舞いの絵手紙をこのブログで紹介した、若い絵友から絵手紙が届いた。コロナ禍から約一年半、Mちゃんは10歳に、Rくんは4歳になった。元気に小学校と保育園にかよっているようだ。
☆二人とも絵手紙の基本である筆墨でかいて送ってくれた。Mちゃんは、最近、そろばんを始めたそうで、筆の穂先を使って、そろばんの珠と、串(細い棒)をていねいにかいている。ちょっと斜めに切り取ってハガキにおさめているのがいい。言葉も「毎日 とっても たのしいよ」と、新しいことに楽しみながらチャレンジしていることが伝わってくる。そろばん珠をはじく音も聞こえてきそう。120字ほどで書かれた宛名面の文章もとってもうまい。
☆一方、6歳になったRくんの絵手紙は、「たくさんとれたよ」と言葉を添えたザリガニの絵手紙だ。筆でかなり細かく、しかも大胆に特徴をつかまえている絵手紙にびっくり。ザリガニの生き生きとした特徴を見事に表現している。宛名面には、パパと一緒にザリガニをつったことを、鉛筆の文字で伝えてくれている。近所の公園なのか、あるいはどこかのキャンプ場にでも出かけたのかもしれない。来年は小学生となるRくんのこれからも楽しみだ。
☆小田原駅より大雄山線の終点「大雄山」駅で下車。ミュジアムフロムウインズに向かう。会期末近くの「禅風絵画展」に駆け込む。
☆禅風とは「ここでは自我から遠く離れて描かれた絵画等を禅風と捉えてみたい。空即是色は般若心経のことば。空を感得した人たちの絵と言ってもいいでしょう」とオーナーの窪田さん。
☆松田正平、田島隆夫、熊谷守一、篠田桃紅のほか、李禹煥、ニコラ・ド・スタールなどの現代美術のほか、漢時代の俑などで展観。静かな、でも強さも発信する数々の作品にふれて気持ちがリフレッシュ。次回は、禅風絵画のパート2を開催予定とのこと。作品は紹介できなので、フロムウインズまでの道順を写真で紹介。
☆帰りがけに真鶴の中川一政美術館へ立ち寄る。こちらでは、装幀の美、岩彩画、油彩風景画、書に、命あふれる生命力を浴びる。近々、没後30年展を開催するそうだ。